世界のランドヌールからのメッセージ

3月11日に発生した東北関東大震災を心配した各国のランドヌールからメッセージが届いています。

RM副代表 Jan Pieter Broekhovenさんより 2011.4.6

日本のランドヌールの友人の皆様へ

私は、日本を襲った今回の地震と津波について、大変悲しい気持ちになっていることを皆さんにお伝えしたいと思います。 これだけ多くの人命が失われ、また原発災害の脅威にさらされている状況下では、ブルベどころではないだろうと、予想がつきます。 私は全てのランドヌールとご家族の無事を、将来にわたって、強く願っています。そしてまた、日本のランドヌールの皆さんと、PBP2011でお会いできることを、強く望んでいます。 心よりの祈りを込めて RM副代表 ピーター・ブロークホーベン

Jan Pieter Broekhoven Vice-president Les Randonneurs Mondiaux

フランスのRubans Blancs(白いリボン)より 2011.3.23

みなさまの国土と人々の上に降り掛かった破滅的な大災害に大変心を痛めています。 メディアを通じて伝えられる映像だけからは量り知れない苦しみと困難にみなさんは直面していると推察致します。 この残酷な時に私たちの友情と連帯の気持ちをお伝えするためにこの短いメッセージをお送りします。 そして希望を,命に対する希望,共通の情熱を分かち合うために再会するという希望をお伝えします。 フランス長距離サイクリング愛好者オンライングループ 白いリボン(Rubans Blancs)より http://parisbrestparis2007.actifforum.com シューベルランドヌール,長距離自転車フォーラム

Russian Randonneurs 代表 Valery KOMOTCHKOVさんより 2011.3.22

友人であり仲間であるみどりさん,たけひろさん, そして日本のランドナーの友人たちへ 日本の人々の上に降り掛かった大きな悲しみに深く心から同情を申し上げます。 みなさんの勇気に尊敬の念を禁じ得ません。 みなさんの示された忍耐,高い意識,強い連帯は世界中の国々の人々の模範です。 このような恐ろしい出来事によってパリブレストの年がランドナーのみなさんにとって悲しい年になってしまったことを悲しく思います。PBP参加へ向けた準備にも支障が出ていることを心配しています。もしみなさまの中でわれわれの200-1000kmのブルベに参加されたいという方がいらっしゃれば喜んで受け入れます。 一刻も早く状況が落ち着くことをお祈りします. 亡くなられた方々に対して心よりお悔やみを申し上げます. ロシア・ランドヌール代表 ヴァレリー・コモチコフ Valery KOMOTCHKOV (ボルゴグラド)

Randonneurs TaiwanのJack Ruanさんより 2011.3.21

親愛なるオダックスジャパンの皆さま、 あの恐ろしい震災から10日経ちました。私たちはその事についてとても遺憾に思うと同時に、少なくとも私たちの友人が無事であることは確認できました。現在、被災地の生活がとても困難な状況にあることを知っています。彼らのために祈ると同時に、何か手助けできる事がないかと思っています。どうか私たちに出来ることを教えて下さい。私たちにできる最善の援助をしたいと思っています。 ところで、PBP の参加資格権を得るため私たちのブルベを走りたいと思っているサイクリストがいましたら、台湾へ来られる事を大歓迎致します。 敬具 ジャック・ルーアン 台湾ランドヌール *これに先駆け、ジャックさんは自身の会社を通じて携帯用の発電機の寄付を計画されているとおっしゃってられました。

フランスの Jean-Louis Bourcier さんより 2011.3.19

日本のランドヌールのみなさん 私はフランスの(男性)ランドヌールです。 日本で起こっていることを、この1週間、ずっと気にかけていました。 大変な状況だとは思いますが、多くの皆さんが8月のPBPに参加できることを願っています。 そして、東北地方におられる、未だ行方不明の方々がご無事であることを、何にも増して祈っています。 拙い英語で失礼しました。 フランスから日本のみなさん、そしてそのご家族への思いを込めて。 ジャン・ルイ・ブールシエ Jean-Louis Bourcier

ランドヌール韓国代表Lotharさんより 2011.3.17

親愛なるランドネの友人たちへ 私は日本で起きている災害を見て、たいへんに心を痛めています。そして皆さんとご家族の無事を願っています。私は日本の人々が強いことと、日本が災害から力強く立ち上がることを信じています。 私は皆さんが今年韓国で走れないことを残念に思います。そして、ぜひ来年はおいで頂きたいと思います。私は2012年に韓国で1200kmの実施を予定していますが、日本から参加を希望される方については、受け入れをします。そして私自身も将来、日本に行き、皆さんとブルベをたくさん走りたいです。 私はワシントン近くのBethesdaにあるアメリカ国立衛生研究所の科学者です。もし、皆さんのお知り合いの研究者の中に、仙台で被災し研究環境を失い、研究を継続したいと考えていらっしゃる方がおられるのなら、私の研究室にお招きできるかも知れません。 今後、日本でどのブルベが開催され私が参加することができるか、情報を頂きたいと思います。

ローター・ヘニングハウゼン ランドヌール・科学者 (ランドヌール韓国代表)

Dear Randonneur friends, With sadness have I witnessed the destruction in Japan. I hope that you and your family are ok. I know that Japanese people are very strong and your country will rebuild and emerge very strong. I am sorry that you will not be able to ride this year in Korea and I invite you to ride with us next year. I will plan a 1200k in Korea in 2012 and you are all invited! I also hope that I can visit Japan again in the future and ride many Brevets with you. I am a scientists (biomedical research) at the National Institutes of Health in Bethesda (close to Washington DC). If you know of a scientist in Sendai who has lost his lab and needs to continue research, I would be very happy to host this person in my laboratory. Please keep me informed about Japan and tell me which Brevets I should ride. lothar Lothar Hennighausen Randonneur and Scientist (President, Korea Randonneurs)

RUSA代表 Loisさんより 2011.3.16

みどりさん, 日本の災害のもたらした大きな被害と破壊の報に接して悲しみにうたれています. このような巨大な被災の時に心からの友情と支援をお伝えしようと手紙を書いています. 私たちはあなた方のことを常に心にかけています.あなたとすべての日本の友人達がこの信じられない規模の悲劇を乗り越えようと闘っている時に. みなさんとご家族の安全を祈っています. そして8月にパリで日本からの強力なランドヌールたちとお会いできることを. スポーツを通じた友人より ロイ Lois Springsteen, President ランドヌール USA 代表 www.rusa.org Midori, I’m writing to tell you how sorry I am to see the devastation and destruction of the disaster in Japan and to share my heartfelt friendship and support in your country?s time of such a terrible disaster. Please know that you are in our thoughts as you and all of our Japanese friends struggle to survive this unbelievable tragedy. I hope that you and your family are safe and that we will see a strong contingent of our Japanese randonneurs in Paris this August. Your friend in sport, Lois Lois Springsteen, President Randonneurs USA www.rusa.org

2010年ランドヌール5000の申請について

ランドヌール5000は4年間で認定距離5000kmに達したランドヌールを称える賞です。受賞者はACPから記念メダルが無料で贈呈されます(送料は別途ACPより請求がありますが、受賞者に敬意を表してAJが負担します)。

受賞資格など詳細については 表彰/Randonneur 5000のページ をごらんください。

【申込方法】

  • 受賞条件を満たしている方は会員番号、名前(フルネーム)を明記のうえ、件名を「ランドヌール5000申請」として申請用紙を請求してください。
  • 申請用紙に必要事項を入れて締切までに申し込んでください。
    申請用紙請求先  締めきりました

【申込締切】

  • 10月15日

【メダル送付予定】

  • 2011年1月下旬〜2月初め

以上、よろしくお願いします。

BRM2009シリーズでACPから2つの表彰

2010年が始まったばかりですが、ACPより思いもしなかったプレゼントが届きました。BRM2009シリーズの国別2位(写真左)の日本にトロフィー、さらにはクラブ1位(写真右)としてオダックス埼玉に楯が授与されました。

ACPでは200〜1000kmまでのBRMを認定すると距離カテゴリーに応じて ポイント をつけており、その結果の表彰です。ACPには たくさんの表彰 がありますが、これまでこうした種類の表彰を受けたことはなく、今回が初めてになります。

日本はアメリカに次いで認定総距離が多いことで表彰されたのです。日本でBRMが始まったのは2002年でその年の認定数は延べ262人、認定距離にすると8万2700kmでした。それから8年目たった2009年は延べ3655人、119万9700kmへと増加しました。

■BRM2009 日本の認定数とACPポイント

距離カテゴリー 200 300 400 600 1000 合計 ポイント
認定数 1631 885 603 423 113 3655 11997

■日本のBRM推移

2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009
ポイント 827 1354 1475 3037 4759 5988 6678 11997

ACPは将来的には日本がアメリカと肩を並べていくだろうと考えています。日本がブルベ大国に成長したと見ているということです。ブルベ普及の証ともいえる素敵なトロフィーをいただいたことはうれしいことです。

8年間ブルベをやっていると、ACPが距離や回数、継続といった積み重ねを大切にしていると感じることがよくあります。来年は4年に1回のPBPの年です。古くからPBPに参加している国々にはBRMとは別のブルベやサイクリングが数多くあり、いろんな面で自転車文化の深さを感じます。ブルベを通してそうした国々から教えられることはたくさんあります。

日本の場合、認定距離が延びでも、まだまだブルベやランドネが理解され根付いているところまでいかず、日本でブルベを開催していくのは難しい面もたくさんあります。走る人全員で認定距離に見合ったランドヌール・スピリットを培っていけたらと思います。

2010.1.28 白木 緑/Audax Japan

2009年ランドヌール5000の申請について

ランドヌール5000は4年間で認定距離5000kmに達したランドヌールを称える賞です。受賞者はACPから記念メダルが無料で贈呈されます(送料は別途ACPより請求がありますが、受賞者に敬意を表してAJが負担します)。

受賞資格など詳細については 表彰/Randonneur 5000のページ をごらんください。

【申込方法】

  • 受賞条件を満たしている方は会員番号、名前(フルネーム)を明記のうえ、件名を「ランドヌール5000申請」として申請用紙を請求してください。
    請求先  締めきりました

【申込締切】

  • 10月15日

【メダル送付予定】

  • 2010年1月下旬〜2月初め

以上、よろしくお願いします。

2008年ランドヌール5000の申請について

ランドヌール5000は4年間で認定距離5000kmに達したランドヌールを称える賞です。受賞者はACPから記念メダルが無料で贈呈されます(送料は別途ACPより請求がありますが、受賞者に敬意を表してAJが負担します)。

受賞資格など詳細については 表彰/Randonneur 5000のページ をごらんください。

【申込方法】

  • 受賞条件を満たしている方は会員番号、名前(フルネーム)を明記のうえ、件名を「ランドヌール5000申請」として申請用紙を請求してください。
    請求先  締め切りました。

【申込締切】

  • 10月15日

【メダル送付予定】

  • 2009年1月下旬〜2月初め

ランドヌール5000申請は今後毎年受付ます。

以上、よろしくお願いします。

ACP主催 REMISE DES RECOMPENSES

2008年1月12日のACP主催REMISE DES RECOMPENSESにAJから加藤孝前会長を派遣します。

ACPより郵送でセレモニー&会議の招待状が何度か送られてきました。日本は表彰されるとのことです。ACPや他国との交流を深めることは、日本のブルベ普及にとってもプラスになります。また、日本を知ってもらうことで、ACPとの作業、連絡がよりスムーズにいくものと考えました。これら作業は会員のために行うものです。従って、AJから交通費10万円を支給します。セレモニー出席は前会長に依頼しました。

この件に関しては理事会において審議、投票によって決定しました。理事会は通常のメーリングリスト利用によるものです。

  • 2007年12月25日決定
  • 投票権者12名
    納見副会長、平山副会長
    理事10名(AJ北海道、ランドヌール宮城、AJ宇都宮、AJ千葉、オダックス埼玉、AJ神奈川、AJ静岡、ランドヌールクラブ名古屋、オダックス近畿、AJ福岡)
  • 決定項目
  1. PBPセレモニーにAJ代表として、前会長を派遣する。
    万一、前会長が行けない場合には前補佐を派遣する
    賛成 11 反対 0  無投票 1
  2. 交通費として10万円を支給する。
    賛成10 反対 1 無投票 1
    *反対:10万ではなく交通宿泊費その他経費全額支給する
  3. 賞品を持ち帰り、帰国後はすみやかにセレモニーの写真、簡単なレポートをAJに提出することを義務づける。
    賛成 11 反対 0 無投票 1

以上

2007.12.29 オダックスジャパン 会長 白木 緑

会員募集期間短縮について

これまでは各地のBRM200開催まで会員募集していましたが、2008年は1月末で締切ます。さらに2009年からの会員募集は前年12月末までとする予定です。不便と感じる方もたくさんいると思いますが、理由は下記の通りですので、ご理解くださるようお願いします。
  • 主催者の作業軽減と保険漏れ防止 入会申込をBRM参加と同時に行い、会員番号欄に申請中とする方が少なからずいます。その場合、主催者は別途会員番号、保険確認しなければなりません。ひとりならたいしたことないと思われるかもしれませんが、手間が掛かるだけでなく、保険漏れも発生しかねません。
  • AJの作業軽減 年度途中入会の場合、AJは保険会社への手続きと保険料支払い、保険有効になった会員をクラブ主催者に連絡する作業を毎週します。BRMが始まればその都度すべき作業が加わり、拘束時間は長くなります。
AJはすべて会員のボランティアによって運営しており、作業負担が重いと仕事などに支障を来すこともあります。そうなれば長期に渡ってブルベを続けていくことも難しくなります。私たちは日本においてこの先ずっとブルベを続けていきたいと考えています。また、ACPから日本唯一の代表窓口として認められているAJはBRMを継続させることが義務でもあります。そのため、作業負担を減らして、できる限り無理なく運営できるようにしていきたいのです。